このHPでボイストレーニングの基本から発声、リズム、音程までわかりやすく学べます。 |

HOME > 呼気をコントロールするエクササイズ|ボイストレーニングはVOAT
エクササイズに入る前にまずはブレスプレスをマスターします。
まず前歯を軽く閉じて舌の先にすきまを作り息を「ssssss・・・」と吐いて行きます。これを「ブレスプレス」と言います。息を吐くと同時に「ssssss・・・」と言う音を長く続けながら緊張を解いていきます。この時、舌と横隔膜の両方の筋肉のバランスをとっています。この状態のときに作られる肺の圧力は歌っているときの圧力と同じです。
そして今度は声帯を使っていきます。「ssssss・・・」のかわりに「zzzz・・・」を使っていきます。
両方マスターしたらエクササイズにはいります。
1. 吸気が極限に達したところからブレスプレスで吐いてみてください。一定のテンポのクリックを聞きながら、全部吐ききったときのクリックの数を覚えておきます。毎回同じ数で息が終わるように調整します。
2. できるようになったら吐いていくときの身体の状態を観察してみます。吸気が極限に達しているときは、肺も大きく充分な圧力があるので、その圧力で自然に吐いていくことができますが、肺内圧(肺の中の圧力)が外の空気圧(大気圧)と同じになってくると、今度は腹筋を使って空気を押し出そうとします。
その状態になるのはクリックがいくつ鳴ったときからかを覚えます。
3. 肺内圧が大気圧と同じになってきても、腹腔(横隔膜より下の内臓の入っている部分)の小さな筋肉群が収縮して残っている空気を吐き出すことができるのです。つまり無理に押し出さなくても吐けるということなのです。無理なく力を抜いて呼気ができるように練習します。